消音装置消音装置

ピアノを夜の時間帯など演奏したい時や、他のご家族やご近所に対しての気遣いの為に消音ペダルを踏んで音を小さくしますね、なぜ鍵盤が重たくなりモコモコな音色になって高音は殆ど聞こえないと言う不満でストレスがたまりませんか?それは弦とハンマーの間にフェルトが入り音を小さくするのですが弦から3~4cm手前に降りるので当然の結果です。理想は弦にスレスレに降りてくれれば音もハッキリするし、高音もちゃんと出てくれます、改造とまでは申しませんがある加工をしてやれば大きな費用をかけなくても見違えるほど気持ちく音を小さく出来ます、是非ご相談下さい。写真はY社のピアノに加工した消音フェルトの様子ですが高音もしっかりフェルトが弦に接近して降りてますでしょ!この写真はピアノの一般的な消音装置です、昭和39年にピアノの騒音が原因で殺人事件が発生して楽器メーカーが対策として設計したから現在に至るまで何の改良もされていません、弦とハンマーの間にフェルトを落とし込むだけですが弦押えの出っ張りやアクションの取り付けバーなどもあり、そこに設計予算も掛けないし、探究心も無くそう言う物だとされてきました。昨今ではナイトーンと言う商品があり消音を掛けても音がクリアーだと提供されていますが高価な物となっています、その点グランフィールピアノは良く考えられて設計してあり回転角度を変え弦に接近して入り込むようになっています、それをヒントに今までの消音フェルトが弦に接近して入り込むように加工するアイデアが浮かびクリアーな音で消音効果が実現できました。