ピアノは中古ピアノと新品どちらが良いか？
中古ピアノをお勧めします、国内ピアノ生産台数はピーク時と比較すると七分の一に減少しているそうです、電子ピアノが手軽に購入できますから必然的ですね、
又家庭で眠っている中古ピアノを海外、中国市場に販売する目的でテレビや新聞で中古ピアノの買取のコマーシャルが多く有ります、悲しくなりますね日本経済高度成長期日本の優れたピアノ技術
者が作り上げた品質の良いピアノこそ中古ピアノなのです、中古ピアノの中古と言う言葉は他の工業製品の中古とは違うのです、新品ピアノは材料を落とすしか価格競争に勝ち抜く手はありません
中古ピアノの材料は最高の材料で品質管理されていましたから新品ピアノより価値ががあると思います、日本の文化製品・中古ピアノを守って下さい。
どんな中古ピアノが良いのでしょう？
バイオリンの分野では古い楽器が高価な値段で取引されていたりしますね、管楽器でも世界ブランドのセルマーでも1960年代のサックス
等は新品の価格の倍の価格で取引されていますね、これらの楽器は自分自身で磨くなりケースに保管して管理が出来ますが、ピアノは裏側や中を綺麗にしてケースに入れて置く事は出来ません
置いてある家の環境で劣化の具合に差が出てしまいます、台所の傍でしたらSo2ガスやら油やらで、タバコを良く吸う部屋でしたら弦までしみ込んでいます、飲食店に置いてあればタバコは勿論、冷暖房の差が極端ですし
山際の湿気の多い家なら完璧に条件は悪いですね、風通しの良い応接間に有り直射日光に当たらない家に置いてあり、あまり演奏や練習しないで置いてあっただけで時間経過したピアノは良い中古ピアノと言えます。
そんな中古ピアノは結構有ります、理由はピアノ教室に子供時代は通っても中学生頃には止めてしまうケースが多く、そのお嬢さんがお嫁に行ってお子さんができて、その子供さんがピアノを始めるのでご実家に
置きっぱなしだったピアノを移動しようかとなった時、調律料も運送料も掛かるし置くスペースも無いから電子ピアノを購入しましょうとなり、ではこれを機会にピアノを処分しましょうとなる訳です,
そんな中古ピアノでも安い販売価格だった中古ピアノの買取価格は二束三文的な値段が付きますが、当時のピアノは安い価格と言っても諸物価と比べてみればやはり高い買い物です、1970年大卒
の初任給が\35,000でピアノの価格が￥240,000〜\500,000でしたから、いかに良い品質か想像できると思います、当時高額機種のピアノはやはり買取価格も高く、手放すユーザーも出きるだけ高く買取してくれる業者を選びますから
業者間では競争となります、当店では年式と機種名と製造番号だけで判断せずに当時低価格帯の機種でも環境と使用頻度で全く違うので、確実に丁寧に検品して良い中古ピアノだけをコツコツ集めています。
グランフィール組込KL70W
カワイのピアノにグランフィール部品を取付して見違えたタッチと音色になりました,
譜面台がグランドピアノと同じ様に目線の前面に付いてまさしく
グランドピアノで演奏する醍醐味が有ります
￥500,000
静岡一階運賃・調律料込み
